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子どもの弱視・斜視

6.斜視の原因

患者 斜視の子どもは多いのでしょうか。
医師 斜視は子どもの約二%にみられ、小児眼科の代表的な病気です。
患者 どうして斜視になるのですか。
医師 斜視の原因はいろいろあって眼球を動かす筋肉や神経の病気、遠視、両眼視の異常、視力不良があげられます。
患者 それぞれの原因について説明してください。
医師 まず眼球を動かす筋肉や神経に病気があると、眼球が動かなくなって目の位置がずれ、斜視になります。
患者 遠視だと斜視になるのですか。
医師

目は近いものを見る時、ピント合わせをします。この動きを調節といいますが、調節に伴って両目の眼球は内側に寄ってきます。遠視の場合は近くを見る時、調節の力がふつうより強く働くので目が内側に寄って内斜視になるのです。これを調節性内斜視といいます。

遠視と目の調節について

患者 両眼視の異常というのはどんなことですか。
医師 両眼視とは、両目を使ってものを一つに見る働きのことです。両眼視も先にお話した視力と同じように、赤ちゃんがものを見る自然の訓練によりできあがっていきます。両眼視は生後一年位でできあがり、六歳位で完成するといわれていますが、生まれつき両眼視ができなかったり、その発達が途中でうまくいかないと斜視になります。
患者 視力不良による斜視というのはどんなことですか。
医師 片目または両目が病気やケガのために視力が悪いと、両眼視ができず斜視になります。