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よくわかる緑内障―診断と治療―

5.緑内障の種類

緑内障はいくつかの種類に分けられています。まず、なにか他の原因のために眼圧が上がる「続発緑内障(ぞくはつりょくないしょう)」と、他の原因がない「原発緑内障(げんぱつりょくないしょう)」に分けられます。それ以外に、生まれつき眼圧が高かったり、子供の時から眼圧が上がる「発達緑内障(はったつりょくないしょう)、小児の続発緑内障」があります。

続発緑内障で眼圧が上がる原因には、目に関するものとしてぶどう膜炎、手術後、ケガなどがあります。目以外の原因には糖尿病、脳疾患などのほか、ステロイド点眼薬などの薬の副作用で眼圧が上がることもあります。

特に他に原因がない原発緑内障には、目の中の水(房水)の出口である隅角が狭い「閉塞隅角緑内障(へいそくぐうかくりょくないしょう)」と、隅角が広い「開放隅角緑内障(かいほうぐうかくりょくないしょう)」があります。

緑内障は大きく続発緑内障と原発緑内障に分けられ、原発緑内障には開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障があります

●開放隅角緑内障
一般に多いのは開放隅角緑内障です。開放隅角緑内障は、眼圧上昇は軽度で、慢性緑内障であることがほとんどです。視野障害の進行なども通常はゆっくりです。眼圧が正常レベル(20mmHg以下)である「正常眼圧緑内障」も、開放隅角緑内障に含まれます。
●閉塞隅角緑内障
閉塞隅角緑内障は、房水の出口である隅角が閉塞するために、急激に眼圧が上がることがあります(「急性緑内障発作」といいます)。治療が遅れると短期間で失明に至ることもあるので、緊急の対応が必要となります。

隅角と房水の流れ

●閉塞隅角緑内障では、隅角が閉塞し、房水が流出しなくなります。