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白内障手術を受ける方へ 知っておきたい白内障術後のケア

4.手術後の見え方と眼内レンズ

1)すぐに良く見えますか

手術当日から、良く見えるようになる人もいれば、1週間以上かけて徐々に回復していく方もいます。視力の回復は、目の状態によって大きく異なります。角膜や網膜の状態などさまざまな要因で回復の速さは異なってきます。

眼内レンズ

水晶体を眼内レンズに置き換える

2)眼内レンズの選び方

手術で挿入した眼内レンズは、若い人の水晶体のように厚くなったり薄くなったりして、ピントを調節する力がありません。そのため見る物の距離に合わせて、メガネを上手に使う必要があります。
手術を受ける前に、術後の見え方について医師とよく話し合うことが大切です。

●家の外での生活が中心の方には

メガネをかけずに遠くが見えるようにしたい人には、ピントを「遠く-5m」に合わせた眼内レンズが適しています。この場合、手元を見るときに近用メガネ(老眼鏡)が必要です。

●室内での生活が中心の方には

メガネをかけずに手元が見えるようにしたい人には、ピントを「近く-30cm」に合わせた眼内レンズが適しています。この場合は、遠くを見るとき(車の運転など)に、遠用メガネが必要です。

●なるべくメガネをかけたくない方には

モノビジョン法があります。これは、片眼は遠くが、もう片眼は近くが見えるようにする方法です。

*以上は、単焦点眼内レンズ(保険診療)を用いる方法ですが、遠方と近方両方が見やすくなるように焦点が2か所に設計された、多焦点眼内レンズ(先進医療)もあります。
モノビジョン法や多焦点眼内レンズは、誰にでも合うわけではありません。主治医によく相談してください。

自分の希望に合った眼内レンズが選べます。眼内レンズの種類は大きく2つあります。1つが単焦点眼内レンズで、これは遠くにピントを合わせたレンズか、近くにピントを合わせたレンズです。片目ずつピントの合う位置を変えることもできます。もう1つが多焦点眼内レンズで、これはピントが遠くと近くの2か所にある眼内レンズです。