トップページ > 目についての健康情報 > 加齢黄斑変性 なぜ?どうするの > 9.加齢黄斑変性を予防できないでしょうか

加齢黄斑変性 なぜ?どうするの

9.加齢黄斑変性を予防できないでしょうか

日常生活では、危険因子をなるべく取り除くことが大切です。なかでも喫煙は、たくさんの研究で明らかになっている確実な危険因子です。喫煙は、血液中にある酸化ストレスを抑える物質を壊します。禁煙しましょう(ただし禁煙の効果が出るには10年くらいかかるという報告もあります)。両眼になることが多い病気なので、比較的若い片眼の滲出型の人や、両眼に加齢黄斑変性の前段階所見のある人はすぐに禁煙しましょう。
太陽光のなかの青色光によって視細胞が酸化し傷むことが、黄斑の老化に関係するといわれています。太陽の光は避けるようにしましょう。屋外では帽子をかぶり、サングラスをかけましょう。
予防効果のある食品には、ビタミンA、C、E、などの抗酸化ビタミン、ルティン、などのカロテノイド、亜鉛などの抗酸化ミネラル、ω-3多価不飽和脂肪酸などが知られています。これらを多く含む食品をとるようにしましょう。滲出型になりやすい前段階所見が黄斑にある人では、大量の抗酸化ビタミン、抗酸化ミネラルからなるサプリメントが滲出型の発病予防に有用だったというデータがあります。

加齢黄斑変性になりやすい目はあるのでしょうか

加齢黄斑変性の前段階所見としては、ドルーゼンと網膜色素上皮の色素ムラがあります。
ドルーゼンは網膜色素上皮細胞の下に溜まった「カス」に相当します。色素ムラは色素上皮細胞の機能が悪くなっていることを示しています。そのような所見がないかを診てもらうために、50歳を過ぎたら定期的に眼底検査を受けましょう。中心窩の場合は様子をみることもありますが、中心窩以外の新生血管では、早期発見、早期治療が大切です。