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子どものIT眼症

5.子どもはIT機器を、1日にどれくらい使用しているの?

小児(15歳以下の子ども)がIT機器を、1日のうち何時間くらい使用しているか調べてみました。
病院の眼科外来での待ち時間を利用して、無作為に選んだ130人の小児のご両親に聞き取り調査をした結果が、図1および図2です。
IT機器は、テレビ、テレビゲーム、携帯型ゲーム機、パーソナルコンピュータ(パソコン)と、分類しています。

テレビ

午前中に56~80%、午後は80~100%の小児がテレビを見ています。2歳でも8名中8名が、午前午後あわせて平均2時間以上で、3~5歳になると41名中40名(1名のみ見ない)が平均2.5時間になります。学童前期の6~8歳では42名中36名が平均2.3時間、学童後期の9~11歳では29名中29名が平均2.7時間、12~15歳では10名中8名が平均2.6時間です。いずれの年齢層でも、2~3時間はテレビに時間を費やしていることになります。驚かされるのは12~15歳の中学生が、午前午後ともにテレビを見ている時間が最も長いことです。

テレビゲーム

テレビゲームをしている時間は、8~10歳の24%が平均93分、9~11歳の41%が平均83分、12~15歳の30%が平均41分です。なかに、2歳の8名中1名が60分興じていた例がありました。

携帯型ゲーム機

各年齢層ともに使用時間は、平均33~57分の間でした。3~5歳の29%、9~11歳の41%、12~15歳の20%が使用しています。

パーソナルコンピュータ(パソコン)

2歳の37.5%、3~5歳の27%、6~8歳の19%、9~11歳の24%、12~15歳の30%と、かなりの小児がパソコンを使用しています。低年齢児が見ているのは、パソコンを利用した幼児教育番組や娯楽番組です。使用時間は平均38.3~61.4分で、9~11歳以外は、時間的にはほとんど問題ないと考えられます。
結局、個人差はあるものの、一人の小児がIT機器を使用している時間をみると、テレビ以外にもかなりの時間をその他のIT機器で費やしていることがわかります。