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子どものIT眼症

2.IT眼症ってなに?

ITとは「Information Technology:情報技術」という語句の略語で、最近のテレビゲームとかパソコンなどを含むさまざまな情報機器あるいはその技術を意味します。そしてIT眼症とは、「IT機器を長時間あるいは不適切に使用することによって生じる目の病気、およびその状態が誘引となって発症する全身症状」をいいます。
IT機器が普及するようになって、事務用のパソコン画面を見ながら長時間の仕事をする職種に、「目が疲れる」とか「目が乾く」、「頭痛がする」などの眼症状に加えて、全身的な症状を訴える人が増えています。これらの症状は「VDT(Visual Display Terminal)症候群」とか、「テクノストレス眼症」と呼ばれ、肉体的な症状だけでなく、精神的ストレスも問題視されています。

また最近は、IT機器の画面も、画像の大きさ、色彩、文字などの形や表示の仕方、経済性などの目的別に、液晶やプラズマ、有機電界発光、発光ダイオード、蛍光表示管など多くのものがあります。さらに、コンピュータ画面や携帯電話から発生する電磁波のからだへの影響(特に子どもへの影響が強い?)も考慮しなければなりません。これらのVDTによって引き起こされる、いろいろな目および全身の症状(過労)が「IT眼症」です。
問題は、このIT機器を大人だけでなく子どもも盛んに使うようになり、大人と同じようなIT眼症を訴える子どもが増えているのではないかと、危惧(きぐ)されることです。「テレビの見過ぎ」や「パソコンゲームのし過ぎ」で目が悪くならないか、目が疲れないか、学校の成績に影響するのではないかなど、本人よりもご両親の心配は非常に大きくなっています。