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糖尿病で失明しないために

9.緑内障 失明間近の緊急事態

糖尿病網膜症に関連して最も恐ろしい合併症が血管新生緑内障です。
糖尿病によって網膜の血管がつまると、神経は酸欠状態になります。酸欠状態が目の前のほうにまで波及すると、虹彩や毛様体という場所に新生血管が出てきます。この新生血管は出血しやすいばかりでなく、隅角という目の中を循環する水の出口(「2.糖尿病でなぜ失明するの?」図参照)を塞いでしまいます。そのために水は出口を失って眼球の中に閉じこめられ、徐々に圧力(眼圧)があがって緑内障の状態になります。緑内障では、神経が高い圧力に負けて死滅し、視野が狭くなり最終的には失明します。
点眼や内服薬では眼圧を下げることは難しく手術をしますが、この手術は目には大変な負担となり、しかも確実な効果が得られるとは限りません。最終的には失明状態になる場合がほとんどです。このような事態にならないよう、適切な時期に適切な予防手術が必要で、その第一はやはりレーザー光凝固です。