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アレルギー性結膜炎の治療と対策

12.アレルギー性結膜炎の対策と注意

12-1.スギ花粉対策は、まずゴーグルとマスクを

花粉症の季節には、外出時にゴーグルやマスクをつけることをおすすめします。せめてメガネをかけるだけでも、目の表面に飛び込んでくる花粉を減らすことができます。

表面のけば立った衣類は花粉をからませるので、この時期には、なるべく外側がツルツルしたものを着て外出しましょう。

帰宅時には、家のなかに花粉を持ち込まないために、衣服や髪をよく払ってから部屋に入り、洗顔、うがい、鼻をかみましょう。ついでに人工涙液での洗眼を忘れずに。

花粉情報をきき、飛散の多いときの外出は控えたほうがよいでしょう。

12-2.ハウスダストの予防は掃除から

ハウスダストを完全に部屋からなくすのは難しいのですが、掃除を欠かさないこと、カーテン、絨毯、ソファー、ぬいぐるみなど、ほこりがつきそうな物や家具を、身のまわりに置かない心がけは大切です。

室内の掃除は排気循環式の掃除機を用い、1㎡あたり20秒の時間をかけ、週に2回は掃除すること。部屋の湿度を50%、室温を20~25度に保つこと。べッドのマット、ふとん、枕にダニを通さないカバーをかけるなどの工夫も役に立ちます。

12-3.プールに入ってもいいですか

アレルギー性結膜炎があっても、目が開けられれば、プールに入ることは可能です。目が赤くても、お友達にうつるわけではありません。ただし、プールの消毒液は大変刺激が強いので、ゴーグルをつけて入ることをおすすめします。

ゴーグルをつけても途中で目に水が入ることはあるので、プールからあがったら顔を洗って、目は防腐剤の入っていない人工涙液で洗い流しましょう。

水道水で目を洗ってもよいのですが、特に重症な場合は、水道水に入っているカルキも、目の表面の粘膜には多少の悪影響があるからです。

12-4.コンタクトレンズの上から目薬をつけてもいいの

かゆみや目やにがひどいときには、コンタクトレンズは使えません。まぶたの裏の粘膜とコンタクトレンズがこすれて、炎症がひどくなるからです。かゆみが治まってくれば、レンズを入れる前とはずした後に、抗アレルギー点眼薬を使います。

コンタクトレンズを使っているときは、レンズの上から防腐剤無添加の人工涙液をなるべく多めに点眼し、汚れが残らないようにしましょう。

日ごろコンタクトレンズを使っている人も、アレルギー性結膜炎がひどい時期には、思い切ってメガネにしましょう。そのほうが点眼薬もつけやすいし、メガネをかけるだけで、飛び込んでくるアレルゲンの量も減るのですから。