トップページ > 目についての健康情報 > アレルギー性結膜炎の治療と対策 > 10.重症なアレルギー性結膜炎、春季カタル

アレルギー性結膜炎の治療と対策

10.重症なアレルギー性結膜炎、春季カタル

春季カタルは子どもに多い重症なアレルギー性結膜炎で、特に小学生の男の子に多く見られ、激しい目のかゆみや白い糸状の目やにがたくさんでます。

上まぶたの裏側の結膜には、ちょうど石垣のように見える粘膜の隆起(石垣状乳頭増殖)ができたり、黒目(角膜)と白目(球結膜)の境目がぐるりとはれてきたりします。角膜にも、びらんや潰瘍ができることがあり、かゆみに加え目がとても痛くなります。そのため目が開けられず、学校で授業を受けるのも難しくなることもあります。

潰瘍が治りかけると、その部分に白いかさぶた状のもの(角膜プラーク)ができ、それがちょうど瞳の前にあると光の通り道の邪魔をして、視力が落ちてしまいます。

症状は1年中でますが、春など季節の変わり目に悪化することがあるので、この名前がついたのだと思います。思春期ころに自然に治る場合もあるのですが、まぶたのアトピー性皮膚炎が治りにくいと、大人になっても症状が続くことがあります。