トップページ > 目についての健康情報 > 子どもの目の心身症 -心因性視力障害- > 6.心因性視力障害の原因

子どもの目の心身症 -心因性視力障害-

6.心因性視力障害の原因

心因性視力障害をひきおこしている、ストレスの原因が明らかになるのは約6割です。ストレスの原因がはっきりしないこともありますが、なんらかのストレスが目の症状に置き換わって、視力低下がおこると考えられています。

また最近では、普通にみてとても心因とは思えない、ささいな事が原因となって視力低下がおこる場合もあります。この場合は、思春期前期の心理的に不安定な状態によって、視力障害がひきおこされると考えられています。心理的な不安定さのもとをたどると、多くが家庭内の問題や学校関係のトラブルに行きつきます。

たとえば家庭内では、「肉親の死」、「両親の不仲、離婚」、「親の愛情の差別」、「塾通い、お稽古事の負担」、「親の過干渉」などです。また学校関係では、「入学、転校」、「クラスの編制替え」、「担任がかわった」、「友人関係」、「部活」などがあります。 変わったものとして、友人や尊敬する先生や両親がメガネをかけていて、メガネに憧れることがあります。このメガネ願望では、裸眼では視力が悪いが、度のないメガネでは1.0まで見えるものもあります。

そのほか、試験になると答案が見えないとか、ピアノの稽古のときに楽譜が見えない、算数の時間になると黒板の字が読めないなど、時と場所によって見えないこともあります。心因となる要因はさまざまです。