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高血圧性網膜症

9.降圧治療を受けるときの注意点

高血圧の治療は確かに大きく進歩していますが、問題のすべてが解決したわけではありません。もっとも多い《本態性高血圧症》は原因不明の高血圧という意味なので、完全に治すことはできないのです。しかし血圧の上昇を薬でおさえることはできるので、むやみに薬を中断しないことが大切です。勝手に服薬をやめると血圧はすぐに以前の状態に戻り、悪くすればそれまでの反動でより重症になることさえ珍しくありません。

処方された薬は、医師の指示どうり、定期的に持続して服用しなければなりませんが、一方で、薬の長期連用はやっかいな副作用を引き起こしやすいという問題があります。ではどうしたらよいでしょうか。医療薬品である以上、漢方薬も含めてすべての人に副作用のない薬はありえません。ですが、その頻度は多くても5%未満なので、数ある降圧剤のなかから体質に合った薬を探すことは、それほど困難ではありません。
そのうえで副作用と思われる症状がでたら、ささいなことでも主治医に伝えて説明を受けるといった自己管理の努力が、より安全な医療を受ける近道です。