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子どもの遠視

3.遠視の症状

患者 近視は近くがよく見える目、遠視は遠くがよく見える目とききますが。
医師 遠視は、ほんらいは遠くも近くもボンヤリして見にくい目です。
患者 しかし、家庭での生活をみていて、子どもに見にくそうな様子はありません。
医師 生まれたときから視力の悪いお子さんは、それがあたりまえと思っているので、自分から見えないとはいいません。
また、私たちの目にはピント合わせをする力(調節力)があり、特にお子さんでは、この調節力が大きいのです。それで、遠視があっても、不自由しない程度に見えていることも少なくありません。

患者 では、子どもの遠視では、症状はみられないのですか。
医師 日常生活に不自由がなさそうでも、視力測定をすると、視力が十分でないことがわかります。
また、視力がある程度よい場合には、目は常にピントを合わせようとして水晶体を厚くする努力をしなければなりません。そのため、疲れやすく頭が痛くなったり、読書やお絵かきなどの細かい作業が長つづきしない、集中力に欠けるなどの症状がでます。
ピント合わせをしようと努力すると同時に、内斜視(寄り目)になる場合もあります。
<遠視と目の調節>

遠視の場合、遠いところがぼけて見えるため、見ようとすると調節をより多くする必要があります。