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アトピー性皮膚炎と目

7-3.アトピー網膜剥離の症状

網膜が上の方から剥離すると視野が下の方から欠損します。耳側の網膜が剥離すると鼻側の視野が欠損します。網膜の中央の黄斑が剥離すると、像がゆがんだり視力が低下します。アトピー網膜剥離は周辺網膜だけが剥離してゆっくり進行するタイプが多く、初期には自覚症状がほとんどないことがあります。アトピー網膜剥離の患者さんの多くは白内障を合併していて、まぶしい見え方や軽い見にくさが白内障だけによるものと患者自身も眼科医も判断して診断が遅れることがあります。

大きな網膜の亀裂を合併した場合などには、網膜の亀裂が生じた際の出血が硝子体(眼球の中にある卵の白身のような液体)に混ざって、視線を動かすと視野の中にすすやゴミのような邪魔な物が見える、飛蚊症という症状がでることがあります。

白内障を合併していたり、飛蚊症が悪化したら、散瞳した(瞳を大きくする目薬をさした)眼底検査が必要です。