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40代からの緑内障
5.中高年に多い原発緑内障
広く"緑内障"と呼ばれるのは、原発緑内障のことで、中高年の人たちに多くみられます。原発緑内障はさらに開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障の2つのタイプに分けられます。一般的なのは開放隅角緑内障のほうです。

原発開放隅角緑内障
隅角部にある、房水の流出口にあたる網目状の部分が目づまりして徐々に流れにくくなり、少しずつ眼圧上昇がおこって緑内障になる場合です。ただしなかには、眼圧が正常範囲の患者さんもいます。日本人にはこのタイプの緑内障の患者さんが多く、原発開放隅角緑内障の多くを、いわゆる正常眼圧緑内障が占めているといわれています。
正常眼圧緑内障の患者さんは、眼圧が21mmHg以下であるほかは、隅角が開いている点、視神経の変化や視野の狭窄がみられる点など、原発開放隅角緑内障と変わりありません。
原発閉塞隅角緑内障
隅角が生まれつき狭いために塞がりやすく、そのために眼圧が上昇して緑内障になる場合です。このタイプで怖いのは、加齢により虹彩や水晶体が変化して隅角の狭い状態がさらに進行し、完全に隅角が閉じてしまうことで、そうなると急に眼圧が上がり急性の閉塞隅角緑内障発作がおこります。しかし、隅角が閉じたり開いたりする慢性の閉塞隅角緑内障では、なかなか症状に気づきません。
原発閉塞隅角緑内障は遠視の女性や60歳以上の女性に多いようです。