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白内障と手術

5.白内障手術

白内障になると、初期のうちには薬によってその進行を遅らせることができる場合がありますが、完全に治療することはできません。進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われています。

手術は、現在、球後麻酔(きゅうごますい)点眼麻酔(てんがんますい)という方法で行われ、痛みはありません。手術中には医師の話も聞こえますし、会話もできます。手術時間は白内障の程度によって様々ですが、通常30分程度です。

最近の手術法は超音波乳化吸引法(ちょうおんぱにゅうかきゅういんほう)という方法が一般的で、3mmくらいの傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出し、残った薄い膜(水晶体嚢(すいしょうたいのう))の中に水晶体の屈折力を補正するための眼内(がんない)レンズが挿入されます(図3・4)。

図3 水晶体嚢の中の濁った水晶体を超音波で吸い出します。

図4 取り除いた水晶体のかわりに眼内レンズを挿入します。