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ぶどう膜炎

6.ベーチェット病

ベーチェット病は厚生省の特定疾患医療に認定されている難病の一つです。眼症状に加えて、口腔(こうくう)粘膜の再発性アフタ性潰瘍(いわゆる口内炎)、皮膚症状、外陰部潰瘍を4主症状とし、さらに血管、神経、消化器病変と非常に多彩な症状が見られます。

ベーチェット病にはこれがあればベーチェット病だと診断できるといった特別な症状がなく、いろいろな症状の組み合わせで診断されます。しかもこうした症状は一度にでてくるわけではなく、長い年月をかけて症状がそろい、初めてベーチェット病と診断される場合も少なくありません。ベーチェット病の疑いがある時は定期的な経過観察が重要です。

ベーチェット病のぶどう膜炎は男性に多く、重症化しやすい傾向があります。この病気は再発しやすく、患者さん自身がその再発をはっきりと自覚する場合が多く眼発作と呼ばれています。

ぶどう膜炎のなかでも眼底に病変の強い網膜ぶどう膜炎型では、発作を繰り返すごとに重症化し、ついには失明に近い状態に至る人も少なくありません。

現在のところこの発作を完全にくい止める治療法はなく、いかに発作を軽症化し、回数を減らすかが治療の最大の課題です。

治療は免疫抑制薬が中心となっています。免疫抑制薬は治療効果も強いのですが副作用も多いため、専門医の診察を受けその指示に従うことが大切です。