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花粉症と目

2.増えている花粉症

花粉症、とりわけ春先に生じるスギ花粉症は、毎年非常に多数の方が発症されています。花粉の飛散状況が天気予報の中で報じられるのが、あたりまえに感じるほど花粉症は社会的な関心事、国民病ともいえる状況になっています。

日本眼科医会の調査では、目のかゆみを感じたことのある方は約20%、医師によって「アレルギー性結膜炎」と診断されたことのある方は約15%もいることが報告されており、わが国では約2,000万人のアレルギー性結膜炎の患者さんがおられ、その大半は花粉症によるものであると推測されております。

このように花粉症の患者さんが多くなった理由は、花粉症の原因で最も多いスギが戦後の植林事業の結果、各地に植えられたことがあげられます。そして、現在のスギの生育状況から、花粉の飛数量は2050年には現在の1.8倍に増え、花粉症の患者さんも同じ割合で増加していくと予想されています。

もちろん、花粉症の原因はスギだけではなく、カモガヤなどのイネ科の雑草や、ヨモギ、ブタクサ、ヒノキなどによる花粉もあり、一年中を通して何らかの花粉が空中を飛んでいることも事実です。