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角膜の病気

10.涙が出ない(ドライアイ)

ドライアイとは、涙の量が減少して、目の表面の粘膜(角膜および結膜の上皮)が異常をきたした状態をさします。

患者さんによりドライアイの程度はかなり多様で、読書を長時間行ったとき一時的にドライアイが生じるものから、シェーグレン症候群のように口腔(こうこう)粘膜が乾き、口や目も乾くといった全身病からくる症状の重いものまであります。

症状としては、目の疲れ、目が重い、目が熱い、目の異物感、目が充血する、など様々なものがあります。意外に目が乾くということを訴える人は少ないようです。

治療はドライアイの程度によりますが、人工涙液の頻回点眼やドライアイ・メガネ(通常の眼鏡のレンズ周囲に透明カバーを取付けて、涙の蒸発を防ぐ)を装用します。防腐剤の入っていない目薬がきく場合もあります。

目薬で軽快しない場合は、涙点(涙が目から鼻腔へ流出する出口)をプラグで閉じたり、あるいは外科的に糸で縫合(涙点閉鎖術)したりします。

※現在は、単純に涙が少ないだけでなく、涙を含めた目の表面の安定性が悪いタイプに対しての治療薬も出来てきました。(2014年8月追記)