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角膜の病気

2.角膜ヘルペス

単純ヘルペスウイルスによる角膜感染症を角膜ヘルペスと呼びます。ちなみに、このウイルスは口唇(こうしん)ヘルペス(熱の華)を引き起こすウイルスと同じです。大部分の人は成人になるまでに、このウイルスに感染していますが、発症はあまりしません(不顕性感染)。

感染後、ウイルスは三叉(さんさ)神経節(目の後ろにある)に潜伏感染します。成人になった後、発熱やストレス、疲労が誘因となって、神経節のウイルスが活性化して、約0.05%の人に角膜ヘルペスが発症します。

症状としては、眼痛・なみだ目・充血が起こり視力が落ちてきます。

他の目の病気とは異なり、よく再発することが特徴で、従って目の感染症の中で、一番失明率が高い病気です。しかし、近年、角膜ヘルペスに対して非常に効果を発揮する特効薬(アシクロビル)か開発され、失明率は低下しました。

他の人に伝染することはあまりありませんが、ウイルスに対して抗体を持っていない乳幼児に対しては注意が必要です。患者さんが自分の目を触った手で、乳幼児に感染させる可能性があります。

眼球の断面図

目の外観(左目)