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目の疲れと休養
2.目の疲れとは
目の疲れという言葉は日常よく使いますし、テレビの目薬コマーシャルでしばしば耳にします。わたしたちは目を使う仕事をしたり、テレビゲームに凝り過ぎたあと、目がショボショボしたり、焦点が合い難くなると、つい「ああ目が疲れた」と言うでしょう。でも本当に目が疲れただけなのでしょうか。
目の疲れという言葉は、目を酷使したことによって起こったと本人が思った症状を漠然と指して使われていることが多いので、厳密に定義することは難しいかも知れません。しかし、実際にどのようにして症状が起こってくるかは、ある程度説明ができますので、少し乱暴ですが、これを定義としましょう。つまり、それまで何とか取り繕い、内に隠されていた健康状態の悪さや精神的な疲れ、あるいはバランスの崩れが、目の酷使をきっかけに表に噴出した状態とでも言うことができると思います。
たとえば、たくさんの書類とのにらめっこやコンピュータ操作に明け暮れる毎日で、目がショボショボしたりすると、きっとその人は目を使いすぎたための疲れだろうと思うでしょう。確かに一部はそうでしょうが、実は毎日続く夜遅くまでの残業や寝不足からくる身体の疲れと、肩に重くのしかかってくる責任感や、期限が迫ってくるイライラからくる精神的なストレスが「目の疲れ」という姿を借りて表に現れてきたのです。
もうお気付きでしょう。そうです。「目の疲れ」とは目だけの病気ではないのです。