トップページ > 目についての健康情報 > 赤ちゃんの目の病気 > 8. よりよい視力で、正しく両眼視のできる子に

赤ちゃんの目の病気

8. よりよい視力で、正しく両眼視のできる子に

母親 どうしたら子どもの弱視が防げますか。
医師 両眼視 先天白内障、重症な眼瞼下垂などの廃用性弱視は、できるだけ早く手術して弱視を起こす原因をとりのぞき、それから治療をします。
また、赤ちゃんの眼帯は、長い間していると、視性刺激遮断弱視の原因になります。斜視弱視もできるだけ早い対応が大切で、治療が遅れるとそれだけ視力の発達が遅れ、回復が難しくなります。
母親 弱視はできるだけ早くみつけて治療することが、重要なのですね。
医師 斜視弱視は目の異常がみつけやすいのですが、困ったことに遠視性弱視や視性刺激遮断弱視は、まわりが気づかないで発見が遅れる場合が多いのです。
それでも両目が遠視の屈折性弱視は、動きが鈍かったりして見つかりますが、片目だけ遠視の不同視弱視はまず気づかれませんので、注意が必要です。
母親 片目が弱視でも、もう片方の目が良ければ不自由しないのではないですか。
医師 右目と左目で見た像を脳で一つにまとめることを両眼視といい、物の正しい立体感や遠近感をつかむ働きをします。両目とも視力が良くなければこの機能は発達しないので、不同視弱視の子どもは正しい見方ができなくなってしまうのです。
子どもの目の機能は6歳くらいまでにほぼ完成してしまいます。それ以後では治療の効果は上がりませんから、できるだけ早く弱視をみつける必要があります。