トップページ > 目についての健康情報 > ドライアイに悩む方へ―生活の注意と治療の目安― > 5.知られざる全身とドライアイの関係

ドライアイに悩む方へ―生活の注意と治療の目安―

5.知られざる全身とドライアイの関係

【ストレスは涙の分泌を減らす】
涙液の分泌は、副交感神経が優位になってリラックスした時に増えますが、交換神経の活性化が続く「ストレス状態」では、涙液の分泌が抑えられてしまいます。そのため、週末の休みにはドライアイ症状が軽減することもよく経験されます。
【膠原病や自己免疫疾患】
膠原病や自己免疫疾患の多くは、ドライアイを高率に合併します。その代表は、シェーグレン症候群という自己免疫疾患で、涙腺や唾液腺の組織に対する免疫反応が生じ、強いドライアイや口腔乾燥症状をきたします。
口が乾いたり、関節痛を伴うような方は、内科での検査も受けたほうがいいでしょう。
【性別と年齢】
ドライアイは、男性に比べて女性の方が約2倍罹りやすいことが知られています。左ページに述べたシェーグレン症候群では、女性の割合が男性の10~20倍多いといわれています。
また、加齢とともにドライアイの頻度は増えていきます。実際ドライアイで最も多いのは、中年すぎの女性の方です。

ドライアイの症状を話す女性たち

【薬とドライアイ】
ある種の内服薬は、涙液の分泌を減らします。抗不安薬や抗精神病薬の中には、ドライアイを生じやすくするものがあり、他にも抗ヒスタミン薬や利尿剤の一部とも関連しています。
これらの薬を長年服用されている方で、ドライアイに悩んでおられる方は、主治医と相談されたほうがいいかもしれません。

ドライアイについて話す医者と患者