トップページ > 目についての健康情報 > 色覚異常といわれたら > 3.見え方はどんな感じなの?

色覚異常といわれたら

3.見え方はどんな感じなの?

お子さんが色をどう見ているのか、実際のところは分かりません。スマートフォンで撮影した画像の色を変換し、色覚異常の人の見え方を画面に表示するソフト、あるいは、色覚異常模擬メガネというものもでていますが、これらは強度の色覚異常の人の見え方を模擬体験させるものです。過半数の人の色覚異常の程度は中等度以下ですので、多くの人はもっと多彩な世界にいるはずです。

色覚異常の人は虹のスペクトルの中で、青緑色あたりの色に対してはわずかな色の違いも区別することができますが、それ以外の色では多少の違いは見逃してしまいます。ときには、色覚正常な人には全く違って見える色を混同してしまうこともあります。しかし、青系の色と黄色系の色とを混同することはありません。

色覚異常の人は見分けにくい色でも、色以外の手掛かりを巧みに利用して、色を判断する能力が経験とともに備わってきます。自分の経験した情報を活用しながら色の判断ができるようになるこの代償能力は、自分の感じている色と他の人が感じている色とが違うということを自覚して、初めて芽生えてくるものです。