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白内障手術を受ける方へ 知っておきたい白内障術後のケア

10.術後の合併症は、何に気をつければよいですか?

1)細菌性眼内炎:術後早期の合併症として細菌性眼内炎に注意が必要です。非常に稀ですが(頻度は2,000~5,000人に1人)、最も重篤な合併症です

手術の直後は何も問題なく、鮮明に見えるようになっていたのに、術後3~7日頃に急に見にくくなり、強い痛みやひどい充血が生じた場合には、この合併症の可能性があります。
放置すると失明する危険があります。早期に治療を開始する必要がありますので、すぐに手術を受けた医療機関を受診してください。
感染予防として術後ゴーグルの使用を勧めています。ゴーグルは柔らかく、耳にかける部分をゴムバンドに交換ができるので、就寝中の目の保護にも役立ちます。術後1週間程度使用するとよいでしょう。

術後ゴーグル

2)後発白内障:術後しばらくしてから、また白内障になったように感じます

白内障の手術後、数か月~数年して、「まぶしくなる」「目が霞む」といった症状があり、また白内障になったのではないかと感じることがあります。これは、「後発白内障」と言われるもので、手術の時に残しておいた水晶体のふくろ(後嚢)が濁ってくるために起こります。
後発白内障はレーザーを使って濁りを取ることができます。視力はすぐに回復します。入院の必要もありません。

後発白内障

レーザー治療前とレーザー治療後の写真