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子どもの目と外傷

13.目のケガで見えなくなるなど、障害を残す子どもは1年にどのくらいですか?また目に障害を引き起こすケガの原因は?

学校でのケガがもとになって見えなくなるなど、目に障害を残す子どもたちの数は、日本スポーツ振興センターが行っている共済給付制度のデータから知ることができます。

同制度では障害の種類を目のほか、歯、手指、足指、上肢、下肢など12に分類していますが、目と歯の障害が多く、それぞれ25%を占めています。

少子化の影響などもあり、総障害数は減少傾向にありますが、日本全体で毎年100人余りの子どもたちが学校のケガで目に障害を残しています。これはおおよそ14万人に1人の割合となります。

目の障害の原因は、60~70%がスポーツによるもので、遊び・ふざけ合いが10~20%、けんかが10%弱を占めています。

スポーツ種目では野球(ソフトボールを含む)が最も多く、他にサッカー、バドミントン、バスケットボール、ラグビー、テニスなどが続きます。

サッカーの競技人口は野球同様に多いにもかかわらず、重篤な目のケガが野球に比べて少ないのは、ボールの大きさ、硬さによる違いといえます。

またバスケット、ラグビーではボールそのものによるケガよりも、接触プレー、ひじやひざなどによる打撲が原因のケガが多いのが特徴です。

このように、スポーツによるケガが多発している現状を考えると、スポーツ部で活動している子どものことが心配になります。しかし誰だって子どもの頃、転んですり傷を負った経験はあるでしょう。毎日のように走ったり、跳んだりしながら、子どもたちはスポーツの楽しさや、危険なプレーなど、多くの体験を積み重ねながら成長していきます。

あぶないからといって、あれはダメ、これもダメと決めてかからずに、のびのびとスポーツをする子どもたちを温かく見守ってやることが何よりも大切です。

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