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子どもの目の心身症 -心因性視力障害-

8.心因性視力障害の予後

心因性視力障害で失明することはなく、症状が発見されてから1年以内に視力が改善するものがほとんどです。特に小学生では暗示療法が有効で、3ヵ月以内に70~80%の子どもが、視力1.0まで改善します。しかし中学生になると、心因が複雑なものが多くなり、治療が困難な場合もときにはあります。

治療が困難な場合や1年以上も視力の改善傾向が見られない場合、何度も再発する場合などは、小児科の心身症担当医や精神神経科の受診が必要なこともあります。

学校の定期的な視力検査で再発がみつかることもありますが、7~8%程度です。難聴や呼吸器の症状など、目以外の症状が合併するときは、ほかの科の検査や治療が必要となることもあります。