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アトピー性皮膚炎と目

8.眼合併症の対策

眼合併症は、思春期から成人にかけて顔のアトピー性皮膚炎が重症となるタイプの方に多いので、このような患者さんは眼科で定期的な検査を受けたほうがよいでしょう。角膜障害や網膜剥離の誘因には、目のまわりをくり返して何度もこすったり叩いたりするなどの機械的刺激が関係しています。そのため、かゆみの原因であるアトピー性皮膚炎の対策が治療の基本となります。
アトピー性皮膚炎にはドライスキン、二次感染、ストレス、アレルギー環境などの色々な要因が影響しますので、治療は患者さんのタイプによって異なります。ステロイドは現在でも、各種のアレルギー疾患の治療に最も確かな有効性が期待できる薬です。よく効く薬には副作用もあり、巷ではその面ばかり強調されすぎて、ステロイドの不適切な治療が行われることもあります。ステロイド治療を急に中止したための副作用が、眼合併症を誘発することもあります。最近では他の免疫抑制剤などの有効性も検討されていますので、皮膚科専門医とよく相談し、タイプにあった治療をすることが大切です。

顔のアトピー性皮膚炎が重症な方は眼科の定期検診を受けましょう。