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アトピー性皮膚炎と目

7-4.アトピー網膜剥離の治療

網膜に亀裂(網膜裂孔)が生じると、その部位の網膜は硝子体に引っ張られるために網膜裂孔は進行します。そのため治療には、網膜にかかっている硝子体の引っ張りをなくすことと、網膜裂孔をふさぐ手術が必要となります。
硝子体の引っ張りをなくすためには、眼球の外側にシリコン素材のベルトを縫い付けて、網膜裂孔の部分を眼球の内側に土手状に突き出させる方法と、直接硝子体を切除してしまう方法があります。網膜裂孔の大きさや位置、網膜剥離の古さなどで、どちらかの方法が選択されます。網膜裂孔は冷凍凝固やレーザー凝固によってふさぎます。

ずっと放置されていた非常に古いタイプの網膜剥離や、大きな裂孔を生じているタイプの網膜剥離などは、網膜の周辺に増殖膜ができて複雑な網膜剥離になっている場合が多く、硝子体手術に加えて硝子体にガスを注入して、ガスの力で網膜を伸ばす手術も必要となります。
網膜の周辺だけが剥離しているような場合は、白内障の手術をして初めてみつかることもありますので、アトピー白内障の手術を受ける際には、網膜剥離を合併している可能性も考えて眼科医に相談しましょう。