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白内障と手術
6.眼内レンズ
水晶体は通常20Dぐらいの強さのレンズですので、この部分が濁って取り出してしまうと、それに代わる人工的に作ったレンズ(眼内レンズ)を挿入しなければなりません。
これをしないと、手術後強い遠視になってしまい、網膜にピントが合わなくなるからです。
眼内レンズは、光学部と支持部から成り(図5)、残された薄い膜(水晶体嚢)の中に、このレンズが固定されます。大きさは全体が12~13mmで、非常に小さな形をしており、コンタクトレンズをさらに小型にしたような形をしています。
最近の眼内レンズにはいろいろな種類があります。
紫外線吸収型のもの、メガネでいえばサングラスのように少し色がついたもの、挿入する傷口を小さくするために折り畳んで入れるやわらかいもの、遠方も近方も見えるような仕組みになっている多焦点型のものなどが開発されています。これらは患者さんの年齢や目の状態、それに希望に応じて使い分けられます。
図5

