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角膜の病気

3.帯状ヘルペス性角膜炎

帯状(たいじょう)ヘルペスウイルスによっても、角膜が感染して、視力が落ちたり、目が充血したりします。このウイルスは、幼児期に水痘(すいとう)(水ぼうそう)を引き起こすウイルスが再活性化したもので、水痘・帯状ヘルペスウイルスとも呼びます。

目の症状は、角膜ヘルペスと同じですが、顔に発疹が出ることが特徴です。まず、皮膚に発疹が出て、その後、目に症状が出ます。結膜炎の形で発症することが多いのですが、時に角膜にも炎症を起こすことがあります。

治療は角膜ヘルペスとほぼ同じです。しかし、数は少ないのですが、眼球を支配する神経に麻痺が来て、二重に見えたり(複視)、視神経炎を合併することもあります。このウイルスも伝染力は弱いのですが、乳幼児に対しては注意が必要です。

この病気の後遺症として、帯状ヘルペス後神経痛(目が治っても、目の周りの痛みが長期間に渡って続く)があります。特に高齢者の人に多い後遺症です。

感染予防の注意

  • 洗面器、タオルは別にする。目に触れた手はセッケンでよく洗い、アルコールで消毒する
  • 患者が触ったところも、消毒用アルコールでふく
  • 涙や目やにはティッシュペーパーなどでふき、すてる。